外壁材で特に窯業系サイディングは毎年新しいデザインや種類の物がいろいろな
ハウスメーカーより出ており、高耐候性を求めてフッ素や光触媒、無機系などの
コーティングされた商品がたくさんあります
ここ1、2週間でお問合せ頂きお見積りに伺った際に立て続けに数件ありましたので紹介します
1件目はパナソニックホームズの外壁です
22年ほど経過した外壁でしたが、日の当たるところもまだまだ艶がしっかりとしておりチョーキングもありませんでした。
許可を得てラッカーシンナーを塗布し、ふき取り試験をしましたが、ぼやけることもなく綺麗なままでした
2件目は塗装業界では有名な大和ハウスのDCウォールです
DCウォールにも数種類あるのですが、表面にアクリル樹脂がコーティングされている物があり太陽熱や塗料の溶剤により膨れる不具合が起こることがあります XEコートと呼ばれます
3件目はエクセレージ
地元のハウスメーカーで使用されている外壁材です
こちらのエクセレージですがやはり数種類あり、難付着サイディングの可能性がある種類も存在しました
塗装することはできるのか
難付着サイディングや、塗装後膨らみの発生する可能性のある外壁ですが、日本にある大小様々な塗料メーカーで外壁塗料を作っているメーカーのなかにさらに少数ですが、難付着サイディング用の塗り替えに使用できる下塗り材を開発しているメーカーがあります
材料販売店に各メーカーに確認し、回答を得た中で、
この3件に使用できる下塗り材について
1.塗装できる下塗りがない
2.使用できると思うが、試験塗りをし、密着試験をしてほしい
3.問題なく塗装できる
以上の3パターンのメーカーに分かれました
今回は3の問題なく塗装できると返答を頂いた下塗り材を紹介します
高対候性の有機既存塗膜、光触媒、無機系コーティングのサイディング材への塗装が可能なシーラーです 上のチラシにメーカーリンクをつけております
その後、1件目のパナソニックホームズの外壁のお客様には現時点での早急な塗り替えの必要性がなく目地シーリングの劣化を定期的に確認し、その後塗装を再度検討という形でお話しました、まだまだ数年はしっかりとした外壁だと判断しました
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